[ 経営情報学会研究部会]
研究会設立の背景
IT投資評価が大きな転換点にたっています。効果の数値化が困難であることは改めて言うまでもないことですが、それにとらわれすぎることによって、実質的にIT投資が躊躇されたり、総論賛成各論反対という土壌をブレークスルーできずに喪ってきたビジネス機会があまりにも多いように思います。
米国では、新たなIT、たとえばWeb、eビジネス、ポータルを前にして、改めて従来のROIやビジネスケース分析を超え、IT投資評価への新しい方法論が語られてきています。バランストスコアカード(BSC)、リアルオプションアプローチ(ROA)、ITポートフォリオマネジメントなどです。 効果の数値化の困難性に立ちすくむのではなく、そこにチャレンジすることで、様々な分析や知見が得られ、その先に、大きなビジネス機会が開拓できるように思います。
研究会の趣旨
本研究会は日本におけるIT投資マネジメント研究の促進と普及を通じて、効果的なIT投資の推進に貢献することを目的に、投資意思決定、事後評価およびIT資産の管理などIT投資に関する諸問題を共同研究により明らかにして行きたいと思います。 具体的な活動は主に以下の4点です。
①共同研究 メンバーの共有する研究テーマに関して実証的研究や文献研究などを共同で実施する
②輪読会 内外の文献を原則、通年で輪読する
③メーリングリストによる情報交換・共有リングリスト 前身のフォーラムの機能をこれまで通り活用する
④オフラインによる勉強会 メンバーの中から講師を選出するなどして、相互の研鑽を深める
参加メンバー(参加資格)
IT投資マネジメント関連分野の研究者(学界、企業ほか)と実務者。(経営情報学会研究会は経営情報学会会員であることが必要ですが、本研究会は前身であるフォーラムを解散せず本研究会と一体として維持継続しますので、非学会員の参加も歓迎します)
メーリングリストで運用しています。以下の趣旨とルールをご参照いただき、ご意見、および参加希望を
ITIMforum@ml.gssm.musashi.ac.jp.
平成14年4月1日
平成15年2月1日(修正)
平成15年2月27日(修正)
平成17年6月20日(修正)
1.目的:
日本におけるIT投資マネジメント研究の促進と普及を通じて、効果的なIT投資の推進に貢献する。.
2.参加メンバー
IT投資マネジメント関連分野の研究者(学界、企業ほか)と実務者
3.活動
原則として、メーリングリスト機能を活用したネットワーク環境での情報交換、情報共有
(当面、武蔵大学情報システムセンターのメーリングリスト機能を活用)
また、オフラインミーティングの随時開催.
4.運営ルール
上記参加資格の通り本研究会は入退会を個人の意思により自由としますが、メンバーの知的財産権保護の観点から、比較的クローズなメンバーシップ制をとります。すなわち、下記各点をルールとします。
①参加者名簿は内部で公開し、本研究会に関する情報交換、意見交換はメンバー間に限定する。
②本研究会の活動で得た知見を個人がノウハウとして活用することはかまいませんが、メーリングリストからのメールを研究会外部に転送することは禁止する。
③研究会の成果物・著作物を再利用する場合は、作成者の許可を必要とします。
研究会設立の背景の3行目の「ブレーススルー」は「ブレークスルー」ではありませんか。吉田
返信削除研究会設立の背景の3行目の「プレーススルー」は「ブレークスルー」ではありませんか。吉田
返信削除ありがとうございます。修正しました。
返信削除実は、ずいぶん前から間違いだったのですね。